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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2021 / 05 / 27

矯正の分類で使われているアングルのClass 3とは、上顎第一大臼歯の近心頬側咬頭に対して下顎第一大臼歯の近心頬側溝が近心(前方)に位置しているものです。
いわゆる「反対咬合、下顎前突、受け口」と言われているものがこれに当たります。
アングルClass3
写真は、上下顎の前歯の咬み合わせが逆になっている状態です。下の第一大臼歯の緑の線が上に対して前方にあります。
治療は、上の前歯が下の前歯を覆うようにすることを大きな目標とします。

2021 / 05 / 13

根管形成で使用するロータリーファイルをご紹介します。
プロテーパー・ゴールドは、予知性の高いテーパー形状を生み出す“シェーピング”と“フィニシング”ファイルから構成されています。
従来のものと比較して、柔軟性が増し根尖部付近の湾曲追従性が期待でき、ファイルの破折リスクを軽減する周期疲労抵抗値が向上しています。
シェーピングファイル
図は左から、SXファイル 0.19 / .04v、S1ファイル 0.18 / .02v、S2ファイル 0.20 / .04v です。
記号の最初の「S」は、シェーピングを意味します。
プロテーパー・ゴールドシェーピングファイルは、外方向へのブラッシングモーションにて使用します。

2021 / 04 / 29

ラミネートベニアとは、歯の表面をごくわずかだけ削って、薄いセラミックの板を貼り付け、歯を美しく見せる方法です。
歯が変色したり、歯と歯の間に少し隙間がある場合などに有効です。
ラミネートベニア
材質にセラミックを用いるので、天然の歯に近い色や光沢をもっており、色が変わったり、表面がすり減ったりすることはほとんどありません。
ただし、大きなむし歯のある場合には貼り付けの治療では対応できず、歯ぎしりや噛みしめ癖のある人では、はがれだり、割れる可能性が高くなります。

2021 / 04 / 15

根分岐部病変とは、複数ある歯根の二また三つまたになっている部分、すなわち根分岐部に歯周病が進行して、歯周組織に破壊が生じてできた病変のことです。
根分岐部病変
原因は辺縁歯周組織からの炎症の波及、外傷性咬合、歯周—歯内病変によって生じます。
分岐部に深い歯周ポケットが生じ、歯槽骨の吸収がみられます。進行すると歯茎がやせて分岐部が露出してきて空間が肉眼で観察されます。
分岐部には治療用器具の挿入が難しく、治療法は複雑であり、一般に予後が不良です。

2021 / 04 / 01

インプラント窩の海綿骨形成の完了後に、皮質骨の厚みに応じて、コーティカルドリルを使用します。
薄い皮質骨ま場合にはコーティカルドリル A を、厚い皮質骨の場合にはコーティカルドリル B を使用します。
マーキングされたラインが示す深さまで完全にドリリングして埋入窩を形成します。
コーティカルドリルEV
図は、オッセオスピードEV 4.2Sのインプラントを使用する際のドリリング径です。

2021 / 03 / 18

矯正の分類で使われているアングルのClass 2とは、上顎第一大臼歯の近心頬側咬頭が下顎第一大臼歯の近心頬側溝に対して近心に位置し、上下顎の咬合関係に影響を及ぼしている状態です。
Class2の咬合
いわゆる「出っ歯」と言われているものがこれに当たります。
できれば第一大臼歯の咬合関係が安定するClass1を治療目標にします。

2021 / 03 / 04

現在、根管治療の拡大形成に、ニッケル チタンファイルは必要不可欠な存在になりました。

これまで使用してきたステンレス・スチール製ファイルに比べ柔軟性が優れています。その特徴は、
1. 根尖部付近の湾曲追従性が期待できます。根尖付近でのレッジやジップといった根管の直線化を軽減できます。
2. ロータリーエンジンでトルクと回転数を制御して効率よく根管拡大形成をすることが出来ます。長時間かかる根管治療の時間短縮になります。
3. ニッケルチタンファイルのテーパーは、4%から6%にデザインされています。破断しやすく、軟かく伸びやすいといった欠点を補うためです。 湾曲追従性の高いニッケルチタンファイル
上がロータリーエンジンで使用するファイルで根管追従性に優れています。 下が手用のニッケル チタンファイルで仕上げや根尖付近の微調整に用います。