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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2021 / 02 / 04

歯周病が進行してくると歯肉や歯槽骨などの歯周組織の喪失が起こってきます。
ゆっくりと歯周病が進行した場合には、Aのように全体の骨が失われる「水平性の骨吸収」となります。
だんだん歯茎がやせてくるパターンです。
垂直性骨吸収
ところが、Bのような「垂直性の骨吸収」の場合には、炎症に加え、咬合の乱れが起こっている可能性があります。
外傷性咬合 とくに早期接触 や 咬頭干渉を取り除く咬合治療法も必要となります。

2021 / 01 / 21

インプラントとアバットメントジョイントの部分から、上部構造装着後2mmの垂直的な骨の退縮があり、その後安定したリモデリングを繰り返すので、
その部分がインプラントのBiolgic widthであると報告しています(Cochran他)。
インプラント間距離
従いまして、隣接歯との距離は少なくとも1.5mm、インプラント間の距離は3mm確保しないと骨吸収と共に歯肉ラインも退縮してインプラント体が露出する可能性があります。

2021 / 01 / 07

セファロとは「頭部X線規格写真」のことです。
矯正歯科治療を行うにあたり、重要な検査項目の一つです。
 頭部X線規格写真(セファロ)
基準点の角度、長さを計測することにより、顎の大きさや形、歯の角度、咬合の位置関係、口元のバランスなどを詳しく診査します。
標準値との比較により、診断・治療計画の立案、 矯正歯科治療前後の顎顔面形態の比較、 成長による経時的な変化の観察などに用います。

2020 / 12 / 27

根管治療をする際、ファイルによる断面の丸い器具による機械的拡大だけでは、根管内の汚染物を十分に取り除くことが出来ません。
複雑な走行をした根管(模式図)
模式図は、根管の複雑性を示しています。
根管は、側枝や分岐、イスムス(根管と根管をつないでいる狭小部)やフィン(魚のヒレ状になっている狭窄部位)などがあり、機械的清掃が困難となり、細菌や壊死歯髄などが残存しやすくなります。そこで次亜塩素酸ナトリウムやEDTAなどを用いた根管洗浄による化学的清掃が必要になります。

2020 / 12 / 10

口元が美しく見える審美歯科の基準があります。
■ミッドライン 左右の中切歯の真中のライン、すなわち正中線(ミッドライン)が顔の中心と一致する。この線を中心として左右が対称となります。

■歯のサイズ 理想的な比率 (ゴールデンプロポーション) があります。中切歯の縦の長さに対する横幅は1.0:0.8 が理想です。中切歯、側切歯、犬歯の横幅は1.618:1.0:0.618が理想です。
審美歯科の基準
■スマイルライン 笑ったときの上の前歯の先端を連ねたラインが下唇内側ラインに沿っていると美しく見えます。
■エステティックライン 横顔で鼻先と下顎の先端(オトガイ)を結ぶラインをE(エステティック)ラインと呼びます。ライン上あるいはやや内側に唇があると日本人では理想です。
■ガムライン 歯と歯ぐきの境目のライン (ガムライン) が左右対称できれいな曲線だと美しく見えます。歯肉レベルは1番(中切歯)、2番(側切歯)、3番(犬歯)で、ハイ、ロウ、ハイの位置になります。

2020 / 11 / 26

歯は、正常な場合でも力を加えるとわずかに動揺(0.2mm以下)します。これを生理的動揺と言います。

歯の動揺度は、歯を支えている歯周組織の量と質によって変化します。
例えば歯周病によりポケットが深くなり、歯槽骨の吸収が生じて歯を支持する歯根膜の量が減少すると、動揺度が増加します。
歯の動揺度検査
図の右へ行くにしたがって動揺度が増します。
動揺度検査は、ピンセットで約250gの力で歯を動かして判定します。

2020 / 11 / 12

インプラントの冠は3つの部品(人工歯、アバットメント、人工歯根)からなり、フィクスチャーと言われる人工歯根は、骨にしっかり埋められている必要があります。
T:人工歯 A:アバットメント F:フィクスチャー(人工歯根、インプラント)
インプラントの構造と骨
〇で囲ってある人工歯根の外側の骨は、2mm以上の厚みが求められます。
血液が供給され、インプラントの周りに骨が残存するために必要な厚みです。
しかし実際には厚みの確保が難しく、骨補填などの対応策を施すケースが多くなります。