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14:00~18:30 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / |
歯周炎が進むと次のような症状が見られます。
1. 根元が出て、歯が長くなる。
2. 歯の間に隙間ができる。
3. 動揺が出てくる。
4. 歯並びが乱れて、出っ歯気味になってくる。
5. 歯肉の腫れを繰り返すが、しばらくすると気にならなくなることが多い。
歯周組織の量が失われて、レントゲンでは歯槽骨の吸収が進んでいます。
歯周基本治療、咬み合わせの改善、ケースによっては歯周外科などの処置も必要になります。
インプラントの埋入深度は、ドリル先端の最も幅広い部分からインジケーションラインまでで測定します。
ツイストドリルには黒の帯状のメモリが付いており、ドリリングをしながら深度測定ができます。
ロング(左側)のメモリの長さは 6 〜 17mm、ショート(右側)は 6 〜 13mm までとなっています。
ドリル先端尖形部の深度は、ドリルの直径に関係なく最大1.0mm(の余裕が必要) です。
歯根にできる虫歯のことを「根面う蝕」と言います。
歯肉退縮あるいはアタッチメントロスにより露出した歯根面にできる、プラーク中の虫歯細菌の酸産生により生じた歯質の脱灰病変です。
歯根の表面のセメント質は、歯冠の表面のエナメル質と比べ柔らかく、歯の根元の頚部にはプラークが蓄積しやすいため虫歯ができやすいのです。
そのため、フッ化物応用やプラークコントロールの徹底による予防が重要となります。また、根露出をさせないように歯周病予防も大切です。
治療は、軽度ならコンポジットレジンを詰めるなどの治療をしますが、歯根全体に広がっている場合にはかぶせ物などにより修復します。
● 硬質レジン冠とは、プラスチックによって作られたかぶせ物です。
当初は白くて綺麗なのですが、時間の経過とともに黄ばみや、すり減りが出てきます。
強度を補強するため、金属で裏打ちしています。
● オールセラミック冠とは、かぶせ物すべてにセラミックが使われ、金属などの裏打ちもありません。
天然歯に近い自然な質感があり、色の変色がほとんどなく審美性に優れています。
生体親和性が高く、金属アレルギーの心配もありません。
Aは硬質レジン冠で、黄ばみやすり減りが出てきて、一部金属が露出しています。
Bはオールセラミック冠です。審美性に優れ、天然歯と見分けが付かないほどです。
SXファイルは、根管拡大形成用ファイル(ニッケルチタンファイル)で、最初のステップで使用される 長さ0.19mm 、テーパー.04vのファイルです。
根管のストレートアクセスラインを形成します。
根管内への操作が容易にでき、直線的に到達が可能となるように根管口を形成していきます。
SXファイルは外弯側方向へブラッシングモーションで使います。
ゴールドタイプでは、柔軟性が向上したため湾曲根管への追従性がよくなり、疲労破折抵抗控除してファイルの破折が軽減しました。
総義歯は、すべての歯を失った場合に作る入れ歯のことで、「全部床義歯」、「総入れ歯」と呼ばれています。
人工歯とピンク色の義歯床部からできています。
人工歯は、レジン歯や陶歯、金属歯などが使われます。
義歯床部はプラスチックのレジンで出来ていますが、裏側をコバルト、チタン、金などの金属床にして強度と装着感を良くしたものもあります。
咬み合わせに問題がなく、精度の高い修復物を作成のために作業模型作成をして十分な検討をします。
ワックスアップまで行うと、よりゴールが実感できます。
1. 大臼歯部、犬歯の咬合する位置をチェックします。
アングル1級と言われる安定した咬み合わせの位置となっているのか
2. 前歯部の咬み合わせが良いのか
オーバージェット、オーバーバイトと言われる前歯の重なり方を見ます。
歯並びにデコボコ感がある場合には、アゴのスペース不足や歯のサイズ、奥歯の前方移動などが考えられます。
3. ワックスアップをして理想的な咬み合わせと歯の配置を検討します。