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インプラントの冠は3つの部品(人工歯、アバットメント、人工歯根)からなり、フィクスチャーと言われる人工歯根は、骨にしっかり埋められている必要があります。
T:人工歯 A:アバットメント F:フィクスチャー(人工歯根、インプラント)
〇で囲ってある人工歯根の外側の骨は、2mm以上の厚みが求められます。
血液が供給され、インプラントの周りに骨が残存するために必要な厚みです。
しかし実際には厚みの確保が難しく、骨補填などの対応策を施すケースが多くなります。
テンポラリーアバットメントとは、仮歯を作る時の土台のことです。
左は、テンプデザインEVです。
あらかじめ解剖学的形態が付与された削合用のアバットメントで、 セメント固定およびスクリュー固定の両方の修復様式に適応しています。
ラボサイドまたはチェアサイドでの作業が可能です。
右は、テンポラリーアバットメントEVです。
築盛用で、 大型のマルチユニット補綴物、または長期暫間修復用です。
セメント固定およびスクリュー固定の両方の修復様式に適応して、 主にラボサイドで作業します 。
インプラントを埋入する場合、形成窩の位置と方向を確認しながら、確実に施術することが大切です
「ディレクションインジケーターEV」という器具を用いて確認を行います。
細い方は ツイストドリルEV 1.9 の後に、太い方は ステップドリルEV 2.5/3.1 の後に使用します。
レーザマーキングは6 mm の深さを示し、最も短いインプラントの深さに合わせてあります。
器具中央部のフランジ(カラー部)は、インプラントの最小(Φ 3.0)と最大(Φ 5.4)のプラットフォームサイズを示し、隣在歯の関係を把握しやすくなっています。
インプラントは隣接する辺縁骨と同じレベルになるか、またはわずかに辺縁骨よりも下になるような深さにします。
埋入深度は、ドリル先端の最も幅広い部分からインジケーションラインまでで測定します。
写真は、最初に使用する「直径1.9mmのツイストドリル」です。
レーザーマーキングしてある黒の帯で埋入深度を知ることができます。