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歯周炎が進むと次のような症状が見られます。
1. 根元が出て、歯が長くなる。
2. 歯の間に隙間ができる。
3. 動揺が出てくる。
4. 歯並びが乱れて、出っ歯気味になってくる。
5. 歯肉の腫れを繰り返すが、しばらくすると気にならなくなることが多い。
歯周組織の量が失われて、レントゲンでは歯槽骨の吸収が進んでいます。
歯周基本治療、咬み合わせの改善、ケースによっては歯周外科などの処置も必要になります。
歯根にできる虫歯のことを「根面う蝕」と言います。
歯肉退縮あるいはアタッチメントロスにより露出した歯根面にできる、プラーク中の虫歯細菌の酸産生により生じた歯質の脱灰病変です。
歯根の表面のセメント質は、歯冠の表面のエナメル質と比べ柔らかく、歯の根元の頚部にはプラークが蓄積しやすいため虫歯ができやすいのです。
そのため、フッ化物応用やプラークコントロールの徹底による予防が重要となります。また、根露出をさせないように歯周病予防も大切です。
治療は、軽度ならコンポジットレジンを詰めるなどの治療をしますが、歯根全体に広がっている場合にはかぶせ物などにより修復します。
歯肉退縮とは、歯の周りの歯肉(辺縁歯肉)の位置が、セメント-エナメル境 Cemento-Enamel Junction:CEJ から根尖側方向へ移動し、歯根表面が外界に露出した状態のことを言います。
1. 加齢的なもの
2. 誤ったブラッシングによる機械的なもの
3. 辺縁歯肉の炎症
4. 対合歯喪失による廃用性萎縮などによって生じます。
歯根表面が露出すると、虫歯、摩耗、象牙質知覚過敏などの症状が生じることがあります。
歯石により歯肉が下方に押し下げられれば、歯茎ラインが乱高下してしまうため、歯ブラシが均一に当たらなくなります。
審美的に悪いばかりか、プラークコントロールが上手くいかなくなり、歯周病を悪化させる原因ともなります。
付着歯肉は、歯肉の歯肉溝あるいはポケット底部から歯肉-歯槽粘膜境までの歯および歯槽骨に付着 している部分です。
その部分がなくなれば、益々歯根が露出して歯の存在すら脅かされてきます。
最初は歯肉の下に隠れている歯肉縁下歯石ですが、見つけ出して取り除くことが大切です。