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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2022 / 12 / 08

奥歯は噛んでいても、前歯が噛み合わず、隙間が空いている状態を「オープンバイト(開咬)」と言います。
オープンバイトは環境要因が大きく影響するため、矯正歯科治療が困難な不正咬合に入ります。
オープンバイトの矯正治療
その原因は、指しゃぶり、舌の癖(舌突出癖、舌を咬む、低位舌など)、アゴの形や大きさに問題がある場合、口呼吸などです。
麺類を前歯で噛み切れない、奥歯に負担がかかり歯の寿命を短くする、顎関節に負担、口を開け乾燥するため虫歯や歯周病のリスクが高まる、発音障害などが見られます。
治療は、矯正装置による歯の移動に加え、習癖の改善を促すことが必要です。

2022 / 09 / 29

正面から見ると真ん中から2番目の歯が見えない(左側写真)。咬む面から見ると確かに中に存在する(右側写真)。
このような場合にはどのように治療するのでしょう。
スペース不足の矯正
隠れている歯を前方に出すためのスペースを作り、矯正治療をします。
このケースでは歯列が狭窄しており、歯列拡大も加え、スペースの確保をしました。
不足するスペースが大きい場合、抜歯ケースとなることもあります。

2022 / 07 / 21

狭窄歯列弓は、上アゴや下アゴの歯列弓の幅が狭く、歯が正常に並ばず良好な咬合接触がない状態をいいます。
歯並びのアーチは通常、上アゴがU字型、下アゴが放物線型をしています。
狭窄歯列弓
狭窄歯列弓では幅が狭くなり、舌側に傾斜したオメガ型あるいはV字形の歯列弓をしています。
治療は、歯列を拡大しますが、2mm程度なら拡大可能なケースが多いが、4mm以上になると外科矯正を考慮した対応が必要になります。

2022 / 05 / 12

空隙歯列(スキッパ)で多いのが、上の前歯の真ん中に隙間ができる正中離開のケースです。
口の中でも一番見える部分のため、見た目などで悩まれている方も多いです。
正中離開(スキッパ)
原因には、
1. 成長過程で歯を舌で押してしまい(舌癖)、上下のアゴの成長のバランスが崩れてしまい上アゴの成長が不十分になり起こる。
2. 上唇小帯という上の前歯の中央部分から唇につながるヒダが肥大して、前歯の間にすき間をができる。
3. 過剰歯(通常の本数より多く存在する歯)が前歯の間に埋まっている。
4. 生まれつき永久歯の本数が少ない。
5. 歯のサイズが通常よりも小さい。などです。
正中離開で起こるトラブルは、口の中が乾燥、虫歯や歯周病や口臭のリスクが高くなる、発音が不明瞭などです。
治療方法は、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、隙間が大きすぎる場合には修復処置などがあります。

2022 / 03 / 03

前歯部クロスバイトとは、1歯以上の上顎および下顎の前歯の唇舌的(前後的)関係が反対になり、上顎の歯が下顎の歯に対して舌側に位置している状態です。
つまり、上の歯が下の歯の内側に入った状態です。
前歯のクロスバイト矯正
クロスバイトの歯を唇側傾斜させて歯列弓内に配列するには、臼歯部の拡大と前歯部の唇側傾斜が必要となります。さらにスペースが必要な場合は、IPRが必要なケースもあります。

2021 / 12 / 23

上下の歯牙の幅の比率が一致しない(トゥースサイズディスクレパンシー)場合には、
幅の広い方の歯牙をIPR(歯の幅を支障のない範囲で薄く削る)で狭めるか、狭い方の歯牙を修復して広げる必要があります。
トゥースサイズディスクレパンシーが大きすぎる場合には、抜歯(下の歯の幅が広ければ下顎切歯を1本抜歯することなど)も検討します。
トゥースサイズディスクレパンシー
写真Aは、上顎側切歯(上の前から2番目の歯)の幅が狭すぎ、写真Bは広いケースです。
他の部位にも問題がありますが、Aでは矯正治療後、幅の狭い側切歯にかぶせ物をします。
Bでは歯列拡大やIPR、過蓋咬合改善などを行います。

2021 / 10 / 14

出っ歯は、上顎前突、CLASSUなどと言われる咬み合わせです。
出っ歯の矯正治療
上の写真は一見キレイな歯並びに見えますが、横から見た下の写真では前歯が飛び出しているのが分かります。
奥歯は、一歯対一歯で不安定な咬合をしており、白矢印の方向に上アゴの歯列が後退できれば、互い違いの安定した咬み合わせとなります。
奥歯の後退するスペース量が不足、歯列拡大してもスペース不足の場合には、抜歯ケースとなることもあります。