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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2021 / 07 / 23

根管治療を行う際に使われるファイルです。
プロテーパー・ゴールドの仕上げ用のファイルは、「フィニシング”ファイル」と呼びます。
シェーピングファイルを使用した後、根管形成の仕上げを行います。
フィニッシングファイルは軟性が向上しており、根尖部付近の湾曲追従性が期待できます。
フィニッシングファイル
トルク制御可能なロータリーエンジンで、回転数は250〜350rpmに調整して使用します。
左から、F1 F2 F3で、F4 F5まで太さがそろっています。

2021 / 05 / 13

根管形成で使用するロータリーファイルをご紹介します。
プロテーパー・ゴールドは、予知性の高いテーパー形状を生み出す“シェーピング”と“フィニシング”ファイルから構成されています。
従来のものと比較して、柔軟性が増し根尖部付近の湾曲追従性が期待でき、ファイルの破折リスクを軽減する周期疲労抵抗値が向上しています。
シェーピングファイル
図は左から、SXファイル 0.19 / .04v、S1ファイル 0.18 / .02v、S2ファイル 0.20 / .04v です。
記号の最初の「S」は、シェーピングを意味します。
プロテーパー・ゴールドシェーピングファイルは、外方向へのブラッシングモーションにて使用します。

2021 / 03 / 04

現在、根管治療の拡大形成に、ニッケル チタンファイルは必要不可欠な存在になりました。

これまで使用してきたステンレス・スチール製ファイルに比べ柔軟性が優れています。その特徴は、
1. 根尖部付近の湾曲追従性が期待できます。根尖付近でのレッジやジップといった根管の直線化を軽減できます。
2. ロータリーエンジンでトルクと回転数を制御して効率よく根管拡大形成をすることが出来ます。長時間かかる根管治療の時間短縮になります。
3. ニッケルチタンファイルのテーパーは、4%から6%にデザインされています。破断しやすく、軟かく伸びやすいといった欠点を補うためです。 湾曲追従性の高いニッケルチタンファイル
上がロータリーエンジンで使用するファイルで根管追従性に優れています。 下が手用のニッケル チタンファイルで仕上げや根尖付近の微調整に用います。

2020 / 12 / 27

根管治療をする際、ファイルによる断面の丸い器具による機械的拡大だけでは、根管内の汚染物を十分に取り除くことが出来ません。
複雑な走行をした根管(模式図)
模式図は、根管の複雑性を示しています。
根管は、側枝や分岐、イスムス(根管と根管をつないでいる狭小部)やフィン(魚のヒレ状になっている狭窄部位)などがあり、機械的清掃が困難となり、細菌や壊死歯髄などが残存しやすくなります。そこで次亜塩素酸ナトリウムやEDTAなどを用いた根管洗浄による化学的清掃が必要になります。

2020 / 10 / 15

根管治療をする最初のステップです。
1. 根管へ アクセスするためのアウトラインを形成
アウトラインは、ファイルに負荷がかからないように配慮して形成します。
2. ストレートラインアクセス
フレア形成用ファイル(SXファイル)や超音波チップで根管口付近の張り出している象牙質を削除しファイルがまっすぐ入るように形成します。
3. ネゴシエーション
根尖まで穿通(手用#8または#10ファイル)してネゴシエーション(穿通性の確認)の後、グライドパス(予備拡大)を行います。
#10ファイルでネゴシエーション
模式図では、#10ファイルでネゴシエーションを行っているところです。

2020 / 08 / 06

AHプラスは、非ユージノール系の根管充填シーラーです。
ガッタパーチャ ポイントと密着して根管を三次元的に封鎖させるのに使用します。
根管治療の成否を左右するのは、根管内の感染物質を徹底除去することと考えられています。
根管形成、根管洗浄、根管貼薬、最後の仕上げが根管充填になります。
根管充填剤(AHプラス)
写真の2つのチューブを混合して使用します。根管内に直接注入できるタイプもあります。
高い封鎖性と優れたX線不透過性があります。

2020 / 05 / 29

根管を拡大形成するには、トルクと回転速度をコントロールできるロータリーエンジンを使用すると効率的です。

手指の細やかな動きを再現し、穿通 ・ グライドパスを含む根管拡大形成を根管長測定機能との連動により、より速く行うことが可能となります。
根管用ロータリーエンジン
切削回転中、ファイルにかかる負荷に応じて反転することで、ファイルの食い込みや破折を防ぎます。
湾曲根管の拡大形成時には、NiTiファイルの利点である根管追従性を生かすことができ、レッジやパーフォレーションの発生も軽減します。