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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2021 / 06 / 24

歯周病検査の中で頻繁に行われる検査の一つが、歯周ポケット検査です。
プローブというメモリのついた測定器で「プロービング」という検査をします。
歯周ポケットの深さ・形態、歯周組織の抵抗力・炎症の存在、歯肉の質、形態、歯根の形態、歯肉縁下プラークや歯肉縁下歯石の有無と程度、アタッチメントレベル、根分岐部病変の有無と程度などを調べます。
臼歯部のポケット測定
20〜25gのプロービング圧で、歯を全周することで歯周ポケットの形態を把握していきます。
奥歯では、右図に示す6点法などで、頬側近心、頬側中央、頬側遠心、舌側近心、舌側中央、舌側遠心を測定し、記録します。

2021 / 06 / 10

インプラント体の根尖部にあたるスレッドを従来のものよりも深くすることにより、根尖部の切削性が向上し、インプラントが形成窩に安定し固定されます。
それにより、十分な初期固定を得やすく、埋入がスムーズになります。
アストラテックインプラント根尖部
アストラテックインプラントEVのフィクスチャー(インプラント体)です。
左を拡大したものが右側です。

2021 / 05 / 27

矯正の分類で使われているアングルのClass 3とは、上顎第一大臼歯の近心頬側咬頭に対して下顎第一大臼歯の近心頬側溝が近心(前方)に位置しているものです。
いわゆる「反対咬合、下顎前突、受け口」と言われているものがこれに当たります。
アングルClass3
写真は、上下顎の前歯の咬み合わせが逆になっている状態です。下の第一大臼歯の緑の線が上に対して前方にあります。
治療は、上の前歯が下の前歯を覆うようにすることを大きな目標とします。

2021 / 05 / 13

根管形成で使用するロータリーファイルをご紹介します。
プロテーパー・ゴールドは、予知性の高いテーパー形状を生み出す“シェーピング”と“フィニシング”ファイルから構成されています。
従来のものと比較して、柔軟性が増し根尖部付近の湾曲追従性が期待でき、ファイルの破折リスクを軽減する周期疲労抵抗値が向上しています。
シェーピングファイル
図は左から、SXファイル 0.19 / .04v、S1ファイル 0.18 / .02v、S2ファイル 0.20 / .04v です。
記号の最初の「S」は、シェーピングを意味します。
プロテーパー・ゴールドシェーピングファイルは、外方向へのブラッシングモーションにて使用します。

2021 / 04 / 29

ラミネートベニアとは、歯の表面をごくわずかだけ削って、薄いセラミックの板を貼り付け、歯を美しく見せる方法です。
歯が変色したり、歯と歯の間に少し隙間がある場合などに有効です。
ラミネートベニア
材質にセラミックを用いるので、天然の歯に近い色や光沢をもっており、色が変わったり、表面がすり減ったりすることはほとんどありません。
ただし、大きなむし歯のある場合には貼り付けの治療では対応できず、歯ぎしりや噛みしめ癖のある人では、はがれだり、割れる可能性が高くなります。

2021 / 04 / 15

根分岐部病変とは、複数ある歯根の二また三つまたになっている部分、すなわち根分岐部に歯周病が進行して、歯周組織に破壊が生じてできた病変のことです。
根分岐部病変
原因は辺縁歯周組織からの炎症の波及、外傷性咬合、歯周—歯内病変によって生じます。
分岐部に深い歯周ポケットが生じ、歯槽骨の吸収がみられます。進行すると歯茎がやせて分岐部が露出してきて空間が肉眼で観察されます。
分岐部には治療用器具の挿入が難しく、治療法は複雑であり、一般に予後が不良です。

2021 / 04 / 01

インプラント窩の海綿骨形成の完了後に、皮質骨の厚みに応じて、コーティカルドリルを使用します。
薄い皮質骨ま場合にはコーティカルドリル A を、厚い皮質骨の場合にはコーティカルドリル B を使用します。
マーキングされたラインが示す深さまで完全にドリリングして埋入窩を形成します。
コーティカルドリルEV
図は、オッセオスピードEV 4.2Sのインプラントを使用する際のドリリング径です。