ご予約・ご相談は
052-801-8148
〒468-0023 名古屋市天白区御前場町2番地
コンドウ歯科からの最新情報一覧

コンドウ歯科からの最新情報一覧

WHAT'S
New

2024 / 06 / 06
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡治療)を根管治療に使うメリットは、精密な診査診断治療ができることです。
根管は複雑な形態をしており、肉眼では見えないほど小さな患部でも拡大して確認でき、より精度の高い根管治療が行えます。 
結果、歯の寿命を延ばすことに貢献します。
マイクロスコープを使った根管治療
根管の汚染部や神経の取り残しの防止ができ、再治療のリスクを軽減できます。
根管壁のヒビなども見逃さず確認出来、診断の手助けになります。

2024 / 03 / 28
口腔内で、根管充填材を根管壁に密着させるために用いるBLコンデンサーという器具です。
根管充填の際に用い、2つの異なった先端部を持ってます。
2つの先端部を持つ根管充填器
根尖部用の追随性に優れたニッケルチタン部(グリーンの円)は、先端の太さが#35,#40,#50,#60です。
根管口部用のステンレススチール部(ピンクの円)は、先端の太さが#70,#80,#100,#120の4種類となっています。
ニッケルチタンプラガには、先端より10mm, 15mm部にガイドラインを表示してあります。

2024 / 01 / 18
根管へスムーズにアクセスするには、Xゲーツと呼ばれるゲーツドリル、プロテーパーゴールド SXなどの器具を用います。
操作はブラッシングモーションで行います。
根管へのアクセス
模式図左側:緑の円内の張り出した象牙質を除去 模式図中央:ゲーツドリル 模式図右側:プロテーパーゴールドSX
エンド三角という根管口付近の張出した象牙質を、器具で除去することにより、ファイルが真っ直ぐに入るようになります。
このようなストレートラインアクセスの操作を行うと、根管の明示と、根尖方向への緻密な治療を可能にします。

2023 / 11 / 09
根管が狭窄していたり、屈曲したりしている際、スムーズに根管形成を行うために「グライド」という潤滑剤を用います。
根管治療に使う潤滑剤「グライド」
15%のEDTAが石灰化した根管壁等を軟化・中和することにより、拡大形成の際にインスツルメントへの負荷が減少します。
キレート効果によりスメア層の除去の他、石灰化した根管の拡大が容易になります。
水溶性のため、処置後の洗浄も容易になります。

2023 / 08 / 31
最近の根管治療で使用するニッケルチタン・ファイルは、屈曲根管への追従性が大幅に向上しました。
屈曲根管だけでなく繊細なファイリングの応用範囲も広がりました。
ニッケルチタンファイルは屈曲根管追従性が向上
レッジといった根管を逸脱した形成を元のオリジナル根管へ修正するため、プレカーブを付与することがも出来ます。

2023 / 06 / 22
歯根の根尖側1/3や根分岐部には、主根管の分岐である副根管と言われる側枝や根尖分岐が多く見られます。
根尖側枝
いったんその部に感染が及ぶと取り除くのが困難になり、根管治療は難治性となります。
そのため、まず歯冠部の虫歯の感染組織の徹底除去、根管内に感染を持ち込まないことが大事になります。

2023 / 04 / 13
歯の中の神経や血管の通り道である根管には、横道があります。
それを「側枝」と言います。主根管から分岐して側方に走行し、歯根側面に開口する副根管です。
根管側枝は根管治療が大変
側枝に感染が波及した場合、ファイルを用いた機械的拡大形成が困難なため、化学的洗浄による清掃を行います。
歯根破折、穿孔、歯周病などとの鑑別診断が必要になります。