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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2024 / 11 / 07
捻転 (ねんてん) Pterygoid Rotation とは、歯がねじれている (歯が回転している) ことを言います。
写真の上の歯は、「翼状捻転 (よくじょうねんてん) 」という状態で、左右の中切歯(真ん中の前歯)が左右対称に捻転しています。
下の前歯にも捻転が見られます。
前歯部の捻転
原因は、歯が並ぶスペースが不足している、歯が萌出する際の位置異常、乳歯が長く残存、過剰歯の存在などです。
治療方法は、歯列矯正、補綴修復による治療などが考えられます。

2024 / 08 / 29
上の前歯が下の前歯より内側になっている部分的な反対咬合です。歯並びの中心にズレが出現しています。(下記写真)
下の歯に抑えられて上アゴの成長が阻害されたり、歯の摩耗、上下口唇周囲筋のアンバランスなどが生じます。
混合歯列期の部分的な反対咬合
矯正治療を早めにスタートしたほうが良いケースです。
反対咬合の原因は、遺伝的要因以外に、低位舌、異常嚥下癖、下顎を前に出す癖、上記のような生え代わりの時期に萌出した永久歯のかみ合わせが逆になり下顎が前方に誘導されるなどです。

2024 / 06 / 20

上下顎前突症(じょうげがくぜんとつしょう)とは、上下の前歯、もしくは上下のアゴが飛び出ている状態です。
一般的には、「口ゴボ」と呼ばれています。
口元の突出よる審美的あるいは心理的影響が懸念されます。
口唇を閉じるのが難しくドライマウスになりやすいため、口臭や歯周病のリスクが高くなります。
上下顎前突症の矯正歯科治療
本ケースでは、上下左右の第一小臼歯抜歯、クラスⅡエラスティック、TADsなどを行い、口元の突出を改善していきます。

2024 / 04 / 11
クロスバイトは、交叉咬合とも言われ、上下の歯並びが一部でクロスしている状態をいいます。
下記の写真のような前歯のクロスバイトは歯並びがデコボコ (叢生) のケースでよく見られます。
前歯クロスバイトの弊害
弊害としては、まず審美性や清掃性が悪くなります。 
発音がしづらくなる可能性があります。
かみ合わせや顎の歪み、発育期では顔の歪みのケースもあります。
顎運動の制限などの機能的な面で問題となり、顎関節症のリスクが高くなります。

2024 / 02 / 01
八重歯は、犬歯の低位唇側転位という状態で、アゴのサイズが小さい、乳歯の早期喪失あるいは晩期残存、歯の萌出順序、犬歯の歯胚の位置などが原因します。
アングル2級2類とは、下顎歯列弓が上顎歯列弓に対し正常より遠心(後方)に咬合しているもので、正常な鼻呼吸が可能、上顎前歯が後退するものです。
八重歯でアングル2級2類
その他に、正中(上下の歯の真中のライン)のズレ、右側側切歯部のクロスバイト(咬み合わせが一部反対)、叢生(乱杭歯、ガタガタの歯並び)なども見られます。
治療は、歯列拡大、抜歯などによる歯の並ぶスペースの確保、空隙閉鎖、2級エラスティックなどを用いて行います。

2023 / 11 / 23
叢生とは、デコボコの歯並びのことです。
アゴのサイズの中に歯が並びきらず、重なり合ったり、飛び出したり、引っ込んだり、ねじれたりしています。
見た目が悪い、歯ブラシが届きにくいため虫歯や歯周病のリスクが高くなる、咀嚼機能や発音に影響が出るなどの症状があります。
叢生(そうせい)の矯正治療
治療方針は、スペースを確保して歯列を整えます。
臼歯部の遠心移動(奥へ移動)、歯列の拡大、IPR(歯を薄く削る)などを行います。
さらにスペース不足が著しい場合には、抜歯症例となります。

2023 / 09 / 14
すきっ歯の原因は、アゴの大きさに対して歯が小さい、歯が少ない、過剰埋伏歯 (余分な歯がアゴの中に埋まっている) 、上唇小帯 (上アゴの中心のヒダ) の過剰発達、悪習 (指しゃぶりなど)の影響 、歯周病などです。
原因とその程度に応じた治療方法が必要となります。
ワイヤー矯正、マウスピース矯正、修復処置(ラミネートベニアクラウン、オールセラミッククラウン) などの治療方法があります。
すきっ歯 (空隙歯列) の治療方法
マウスピースを使用して、リトラクション (引っ込める) 、エラスティック (ゴム) などの方法で矯正治療しました。